さわちゅう@行政書士

チューター型行政書士 さわちゅう 公式ブログ

みなさん,こんにちは。チューター型行政書士のさわちゅうです。もっと効率的に,合格するための勉強,そのHACKS!(「工夫する」「使いこなす」手法)の一端をここでお見せしたいと思います。業務や法的思考を養う記事,私生活(という名の日記)も書いていきますよー。プロフィールっぽいものはこちら。

2005年10月31日

替え玉受験は犯罪

 コメントの欄で,夕渚さんに替え玉受験を依頼されたことで(もちろん冗談であるが),思い出した判例がある。 有印私文書偽造、同行使 (平成6.11.29 最三決 刑集第48巻7号453頁)である。知っている人はいるかな?

 事件の概要としては,ある私立大学の受験を本人X1に代わってX2がいわゆる替え玉受験をした,という事案である。そこで, 刑法159条(私文書偽造,同行使)の罪に問われたのであるが,そこでは答案が同条にいう「事実証明に関する文書」が争点となった。

 最高裁は「本件入学選抜試験の答案はへ試験問題に対し、志願者が正解と判断した内容を所定の用紙の解答欄に記載する文書であり、 それ自体で志願者の学力が明らかになるものではないが、それが採点されて、その結果が志願者学力を示す資料となり、これを基に合否の判定が行われ、 合格の判定を受けた志願者が入学を許可されるのであるから、志願者の学力の証明に関するものであって、「社会生活に交渉を有する事項」を証明する文書に当たると解するのが相当である」とした。

 たまにはきちんと原文(判決文)を読んで見ましょう。今回のは比較的新しく,かつ,簡潔であったので読みやすいかなぁとは思います。 なお,上の文章は 最高裁ホームページから持ってきたもの。最高裁の時代の有名判例(民集・刑集に収録されたもの)は引っかかりますので便利です。

 ただ,入力している人は素人,つまりは法律の専門家ではないことがあるようで…。某判例を引っ張って(コピペして) レジュメを書いていたらびっくり。

 「大判大正八年三月一五日、民緑二五輯四七三頁参照」…。 安易にコピペしては駄目だよ,ということの典型例ですね,はい。ま,私も最後の最後の校正の段階で気がついたのですが…。 (分かっているかと思いますが,正しくは民録です。 確かに似てはいるが…)

posted by さわちゅう at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほんとだ…私が出てる(笑)
でもさわ先輩、これ全然いい役じゃないですよ;;泣

今日はありがとうございました☆
いつかお会いしたいなと思っていたので
お会いできて良かったです^^
Posted by 夕渚 at 2005年10月31日 18:58
現在大学2年の某国立大学に通う者です。
南山大学法科大学院の情報集をしていたら偶然このサイトを発見しました。
南山大学法科大学院は飛び級入学をしているのですか?
Posted by 某国立大生 at 2005年10月31日 20:02
いや,いい役ですよw>夕渚さん

某国立大生さんへ。
院生ではないので詳しいことは分かりません。
どーしても知りたければ,
法科大学院事務室に連絡を取られると
良いかと思います。
Posted by さわ at 2005年10月31日 22:51
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プロフィール(っぽいもの)

著者:さわちゅう 行政書士・個人情報保護士 (司法書士受験生)
    合格支援チューター 遺言ソムリエ 必殺!起業請負人

1985年12月9日(雅子様やケロロ軍曹と同じ日),愛知県岡崎市に生まれる。以降,3歳のときから現在の自宅の場所にすむ。 全校生徒324人(当時)の小学校に通い,超進学校である中学(と同じ名前の公立中学)に通う。現在でも趣味の水泳のおかげで, 県立岡崎北高校に入学。入試の際には自身の誕生日が『障害者の日』であることを踏まえて乗り切った。以降, これがライフワークとなりつつある。

全国模試で全国5位(現役生3位)を獲得するものの,センター試験本番でこける。が,満センター併用型試験で, (実はまったく検討していなかった)南山大学法学部にすべりこみ入学。このときの経験から,受験生には自分の夢, 志望校合格を必ずしてもらいたい,そのサポートをしたい!と自分の使命を感じる。

大学入学とともに,大手予備校にてチューターとして,受験指導開始。その後,ミクシィを使ったサポート等も開始する。 受験指導の合間,受験に関する記事等も各種受験雑誌の依頼で執筆する。【人間の尊厳のために(Hominis Dignitati) という建学モットーに深く感銘を受ける。そこで,学生入試広報として,南山大学の広報活動に従事。

大学3年次より,東海地区大手の司法書士・土地家屋調査士・行政書士事務所にて補助者生活を開始。2008年3月, 大学卒業とともに大手予備校も退社。2009年1月行政書士試験合格。2009年6月15日,行政書士事務所を開設。事務所名は。 【人間の尊厳のために(Hominis Dignitati)】から名づけた。2009年10月, 行政書士受験生のためのサポートコンテンツ,【戦国マインド塾】開始予定。

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